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初詣でのベビーカー自粛について思うこと

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について。

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2016/11/26

福島沖地震でラジオがどういう一報をしたのかタイムフリーで聴き比べたり、

ラグビーの駆け引きの面白さをどう説明したらいいのか考えたり、

むかごが美味かったり、

きらず揚げが美味かったりしたので書きたいことはあるのだけど、なかなかそれを形にするのは気が重いなぁ、と思うこの頃。

つくづく自分はまとまった文章を書くのが苦手だと思う。

窓の外 走る忍者に 迫る壁 今朝またここで 一機失い

スーパマリオランっていつも電車に乗りながらやってるやつと同じなんだろうな、と想像してます。

アーレントとリトルロック事件とポリコレと

 ハンナ・アーレントという20世紀を代表する思想家がいます。近年映画にもなったドイツ出身のユダヤ人で、ナチの台頭によりアメリカに亡命するという経緯から、ナチを生んだ全体主義の分析が彼女の一大テーマでした。しかし、「アーレントと差別」で有名なのはユダヤ人への迫害だけではありません。それが1957年のリトルロック事件です。意外なことに、ここではアーレントは逆に、差別する側に軸足を置いたとも言える議論を行います。

 リトルロック高校事件 - Wikipedia

 事件の詳細はwikipediaなどを読んでもらえればいいのですが、アーレントは白人と黒人の分離教育が違憲とされ融合教育が法的に進められたことと、黒人学生の登校時に軍という権力が護衛についたことを批判します。
 以下、ちくま書房より出版されているアーレント著「責任と判断」より引用します。

多分これもフォークナーの発言だったと思うが、強制された分離撤廃は、強制された分離と同じように望ましくないと言う意見を読んだことがあるが、わたしはこの意見はまったく正しいと思う。
<<中略>>
実際には、憲法に違反した法律に関しては、公民権法はまだ不十分である。南部の諸州のもっとも忌まわしい法律が手つかずのままに放置されているからだ−−−白人と有色人種の結婚を犯罪行為としている法律である。自分の好きな人と結婚する権利は基本的な人権の一つであり、これと比較すると「皮膚の色や人種にかかわらず、白人と黒人の分離が撤廃された学校に通う権利、バスで自分の好きな場所に座る権利、ホテル、レクリエーション・エリア、娯楽施設に立ちいる権利」などは、実際にそれほど重要ではないのである。
<<中略>>
白人と黒人の分離は法律で施行されている差別である。分離を解消するためには、差別を施行している法律を廃止する以外には方法はない。差別を施行する法律が廃止されても差別そのものをなくすことはできないし、社会に平等を強制することはできない。しかしそれで政治体のうちで平等を強要することはできるし、実際に強要しなければならないのだ。平等とは政治体で初めて生まれるものだからという理由だけではない。平等が有効なのは政治的な領域だけに限定されるのは明らかだからだ。政治の世界でのみ、わたしたちは誰もが平等なのである。

 アーレントはこの批判において、公的領域、社会的領域、私的領域という用語を用いてます。公的領域は政治・法・制度といった国家や権力に付随する空間。私的領域は個人の身体・内心とその発露としての家族。社会的領域については公的領域と私的領域との間に曖昧に広がるそれ以外の空間をそれぞれ意味します。


 アーレントは教育という場を社会的領域と判断し、公的領域では平等が不可欠だけれども、私がバカンスでユダヤ人とだけ過ごすのは私の自由だと、そういった社会的領域では差別があって当然なものだ、と主張するわけですね。社会的領域での差別を無くそうとすると、それは全体主義に繋がると。だから人種間の結婚を禁止したり強制的に教育を分けたりすることは公的領域における不平等だから是正すべきだけども、白人専用の公立校を禁止したり、軍という権力を行使することもまた抑圧だ、となる。


 人種で利用できる設備を分けることを許容しろみたいなとことか、引用していない部分も含めて、アーレントの主張を現在の基準で見ると「差別的だなー」と思われる部分だらけです。実際アーレントはこの主張では当時のリベラルからボコボコに批判されますし、その後の黒人の公民権運動の高まりとともに分離政策は様々な場で失われていきます。彼女が偉大な思想家であることは間違い無いんですが、ことこのリトルロック事件の話については死んだ主張と僕は思ってたんですね。


 だけど、昨今の「過剰なPC」「ポリコレ棍棒」とやらの議論、というよりは問題提起くらいの段階ですが、を俯瞰するときにアーレントの話はストンとこの状況を整理できるような気がします。これ自分には驚きでした、死んだと判断するのはまだ早いな、と。


 もちろん、社会的領域が強大化及び多様化していくなかで、アーレントの主張を適用するのは危険です。社会的領域にも、大企業のような極めて公的領域に近い領域があり、そこではPCが原則的に求められるのは間違いないでしょう。もし融合教育を進めなければ、現在の差別被害がより少なかったというような話にも説得力はありません。


 ただ、PCが侵されてはいけない領域と侵してはいけない領域とは何かという話に、一定の合意を得るのには十分使えそうです。つまり公的領域の議論にはPCの遵守は必要だし、私的領域にまでPCを適用しようとするのはダメだと。まあこの辺りは分かっている人には今更当然の話なのでしょうけども。(だから「生理的にダメ」は公的領域の話に反対する理由としては少なくとも認めちゃいかんだろうなぁ、と。抵抗感の表明は許されても、嫌悪感の表明は基本的にダメ。逆に、社会的領域の中でも身体という私的領域に強く根ざしたトイレや浴場の話だと「生理的にダメ」としか言えない人もいる気はします。この辺りを誤解のないように表現するのにツイッターは難しい。)

 

 アメリカのリベラルとそれ以外の諸派の現代政治理論は、黒人公民権運動とロールズの「正義論」から始まったといえます。日本社会はそういった壁を乗り越えてきたわけではなく、いわば借り物というのも一定程度事実ではありましょう。PCを改めて考える議論のスタートラインはアメリカの1950年代に設定する必要があるのかな、という気が最近しています。

星降るを霧小望月が策応し ただコーヒーの苦味楽しむ 

news.livedoor.com

本当は先週のおうし座流星群南群の方が見やすかったようだけど色々とタイミングが合わずに見れずじまいで、先ほどおうし座流星群北群の方を外出して見て来ました。でも、月が明るいのと霧がかった空とで全然ダメでしたね。オリオン座すらも薄ぼんやりとした感じで流れ星は全く見えませんでした。

www.asahi.com

www.excite.co.jp

この辺りも厳しいかな。

ジョギングで東京湾の開けたところを普段走るのだけど、土日の夜は市原とか幕張とかの明かりが少ない分すごく暗くて星が見やすい。そういうとこ走ってるとこうやって見る星の名前とか、すぐそこにいる鳥とか草とかの名前とか全然知らねえなあ、と少し恥ずかしい思いになります。

星々の距離を測りて四光年  ただ引力を信じる他なし

アメリカ大統領選に寄せて。

 

ジョギング中は音楽とかラジオとかなにかしら聞きながら走ってることが多い。それでも海とか川とか眺めつつ走ると575的なリズムで言葉が浮かぶ。巧拙はともかくとして、それをちゃんと仕上げて趣味にしたいと思ってたので、ブログをいい機会と思って書いてみることにする。

折句とか掛詞とかテクニック入れたいけど難しい。理想は毎日。最低週2くらいは詠みたいところ。

むしろポケモンGOは運転中にも遊べるようにした方がいい

はじめに

 まず前々回のエントリでは、現在のポケモンGOの速度制限について、実際にやってみた結果として運転中のプレイを対策していると主張するには不十分だ、と主張しました。また、ポケモンGOは運転中のプレイを誘引しやすいのでは、とも言いました。

 また前回のエントリでは、ポケモンGO位置ゲームジャンルは発展途上であり、対策の余地があるはずと主張しました。さらに、これ以上の対策は無理という意見に対抗し、その具体的な案として速度制限を含む7つの可能性について提案、それぞれ考察しました。

 長いので本エントリを読む上でそれぞれのエントリは読まなくても結構です。

 ここでポケモンGOは運転中のプレイを誘引しやすいのでは」という主張については撤回します。直感的には誤っているとは思いませんが、対策するべき、という論に組み込むには根拠として曖昧かつ不要だと思われるからです。この主張をすると議論が混乱します。対策すべき、の論拠にはポケモンGOGPS搭載アプリだからGPS不搭載のスマホアプリに比べて対策の余地があるから」とするべきでしょう。

 基本的に僕のエントリの主張の軸は「現在の速度規制で対策を十分と言ってる人は間違っているよ」Nianticにこれ以上の対策は無理ってのは本当なの?」の2つです。ブクマでもこれしか言っていません。Nianticだけが対策を取れとも思いません。自動車側で対策取れても問題ありません。教育や厳罰化で事故を無くせたって勿論いい。

 ではなぜそれらについて言わないのか、なぜならそれらは既に対策について進めていたり、研究してるからですね。自動運転やコネクテッドカーの時代にスマホOSや自動車を開発している企業がやってないわけないですよね。

 でもなぜか、ポケモンGOに対しては「対策十分、これ以上は無理、悪いのは人、厳罰化、警察は努力しろ」で終わる人が出るのですよね。やめてよ、このままじゃうちの母親がポケモンGO出来なくなっちゃうじゃん。

 前回にも書いたとおり発展途上であるポケモンGOにはまだ取りうる対策が残っているはずです。そのポケモンGOの取る対策は他のGPSアプリが参考に出来る対策であったほうが良いでしょう。そうすると、もしかしたら、GPS不搭載のアプリについても、例えばパズドラに対するパズドラレーダーのような形などでGPS機能に関連づけるという手段も開かれるわけで、その時には多くのスマホアプリのながら運転を防げる包括的な対策と言えることでしょう。

 

単純な規制は筋が悪い、ポケモンGOは運転中にも遊べるようにした方がいい

 まず、擁護派にも批判派にも言えることですが対策を規制という言葉に簡単に言い換えるのはやめましょう

 事故が起きやすい横断歩道に対し、「車道か歩道を封鎖しろ」「信号機を作れ」「迂回路を作れ」「歩車分離させろ」「一時停止無視の厳罰化しろ」「運転者教育を強化しろ」「警察官を常に配置しろ」どれも対策です。でも封鎖は強い規制で、歩行者を迂回路や歩道橋に強制するのは比較的強い規制かもしれませんが、他は規制とは普通言いませんよね。組み合わせて「車を封鎖しつつ迂回路を作る」だっていい。これも規制の一種ですが、単純な規制ではないでしょう。むしろ対策によって全員が得する場合だってあります。対策されるのを恐れる必要なんてないんです。
 現状のポケモンGOの速度規制は単純な規制です。上の状況に例えるなら、車両進入禁止の標識を立てた上で、車を通れなくするために横断歩道をボコボコの泥道にしたような状況でしょうか。無理すれば通れる抜け穴がある一方で、既に普通のプレイヤーにも悪影響が出ています。単純に速度規制を強めれば強めるほど悪影響は大きくなるでしょう。最終的にはそのゲーム自体が停滞し、ユーザーは他のスマホアプリに移行します。いたちごっこです。だから、何らかの規制をする場合は巻き添えを食らう一般プレイヤーには別途救済措置を設ける必要があります。
 でも、別に車でポケモンGOが安全に遊べるようにしたっていいわけです。その上で車で遊ぶ方が有利なら、歩行者にしか出来ない遊びを別に考えればいいわけです。この方がよっぽど建設的です。それにこの重要な長所があります。他の危険なスマホアプリを立ち上げられないのでポケモンGOで遊んでいる運転手は、むしろ安全になります。僕はこう言う形での規制ではない対策を期待してます。

 

ぼくのかんがえたさいきょうのたいさく

 ここから妄想です。技術力もなければゲームを企画したこともない素人の考えた妄想。だから出来るかどうかの根拠なんてない、でも出来そうに思えます。そして、Nianticは超えたアイデアを出してくれる気がします。

対策案1

 昨日のエントリで書いた例7についてですが、似たようなプロジェクトが既にありました。なるほどジャイロセンサーで裏返しを判定すればいいのですね。

車載情報機器:トヨタとコメダが「ながらスマホ運転」防止へ、交通事故死者数最悪の愛知県で - MONOist(モノイスト)

 これならほぼ全てのアプリに応用可能です。
 パズドラレーダーやLineは既にGPS機能付いてるんだから導入も簡単でしょう。パズドラならパズドラレーダーを移動中ずっと立ち上げておくと魔法石やモンスターが貰えるようにすればいいし、LineはLineポイントや専用スタンプ、Lineツムツムなどに使えるアイテムでもいいわけです。スマホOS企業ならそういうアプリ作ってiTunesApp store、Googleplayにポイント貰えるようにすればいい。パズドラみたいにゲーム単位で作るんじゃなくてもCygamesだったらCygameのどれかのゲームで使える、みたいな代表的なアプリを作ってもいい。もちろんIT会社だけが負担する必要はなくて、トヨタアプリみたい形で作って自動車購入で使えるポイントでもいいし、ガソリンスタンドで使えるポイントでもいい。
 電車移動で偽装するのを防ぐならカーナビとBluetoothで繋ぐなり、昨日のエントリ例2で書いたようにGPSで道路に沿って移動しているかを判定すればいいわけです。

 あれ、なんでみんなやらないのかわからないのかな。特許とかかな。

Driving BARISTA - Google Play の Android アプリ

評価を見ると発展途上なのかGPS制度が悪いようですね。

 でも実際にポケモンGOがこれ改良して採用したらながら運転の総数減りますよね。だって他のアプリのながら運転の操作も出来なくなるはずなんだから。

 「そらをとぶ」モードとか「ポケモンライド」モードみたいな名前つけて100km走ったら孵化装置とかほしのすな貰えるとか、たまに超珍しいポケモンが出るようにすれば、運転中にわざわざせこせこポケモン捕まえないですよね。連動機能でポケモンサンムーンのポケモンやアイテムが手に入るようにしたっていいし、ポケモンGO同士で交換できる着せ替えアイテムだっていいでしょう。ポケモンGOやってなかった大人が、子供にせがまれてこの機能目的だけでポケモンGOやるってこともありえます。その大人は元々他のながらスマホをしてたかもしれません。でもポケモンGOのおかげで安全になりました、ってこともありえます。
 これは徒歩での遊び方にほとんど影響しないのもいい点です。今までと同じようにプレイすればいいし、この機能使っただけで有利になることはほぼあり得ないのですから。

対策案2

 既に対策案1だけで満足してるんですが、一応もう一つくらいこういうのもどうでしょう。
 前回のエントリでいう例2「GPSによる道路上の使用規制」と例4「自動回収」もしくは例5「音声認識」を組み合わせます。ここでは「自動回収」で説明します。
 40mのサーチ範囲に入ったポケモンとポケストップは瞬時に、もしくは5秒ほど経ったら自動で回収してくれるようにします。

 このとき、ポケモンは捕獲ではなくて「サファリゾーン」に一旦入ります。ここには20匹くらいポケモンを入れられるとします。

 「サファリゾーン」は完全な捕獲ではありません。もう一度、モンスターボールを使って捕まえる必要があります。「サファリゾーン」は道路上にいると開けません。

 運転手はここで降車するまでこれ以上遊べなくなります。ここまでポケモンGOの画面を全く触れる必要はありません。
 歩行者は安全な公園などに移動しましょう。安全な公園に行くと「サファリゾーン」を開けます。

 歩行者はここでポケモンをサファリゾーンに入ったポケモンを捕まえることができます。

 サファリゾーンの枠は課金で増やせるようにしてもいいでしょう。

 こういうのだったら、ながら運転だけじゃなくて歩行者のながらスマホも防げます。一般ユーザーにも不便な現在の速度規制も大幅に撤廃できます。GPSのブレにより安全なところにいるのに現在地が道路上に判定される不安はあるかもしれません。
 運転手もポケモンGOの画面を開いておけばポケストップやポケモンをある程度回収できるので他のスマホアプリを操作できません。

 この「GPSによる道路上の使用規制」の技術作れれば、GPSを利用した今後の地図アプリや位置ゲームをより安全なもに出来ることでしょう。

 重大な問題としてはポケモンGOPlusはありますが、まあ投げ捨てればいいんじゃないでしょうか。

おわりに

 繰り返しますが、これらの案が出来るかどうかの根拠なんてありません。でも僕はIT技術者とかゲームデザイナーを信頼していますので、素人の浅知恵を超える対策を考えてくれると思っています。対策は無理とか、スマホは全部規制とか、あまり安易に発言する前にもう少し科学技術を頼ってみようじゃないですか。